VOL.16 電車の中吊り広告が好きだ!
#電車内広告の進化#
いきなり、告白めいた題名から失礼しました。
先日、下のような記事を見つけたので少し主張してみました。
記事によると、
「山手線の新型車両E235系で、デジタルサイネージ(電子看板)の導入が進められている」そうです。
「今までの液晶ディスプレー広告と何が違うの?」という疑問が出てきますよね。自分もそう思いました。これについては、
「現在の液晶ディスプレーもデジタルサイネージの一種。」だそうです。
では違いは何かというと
1、「まど上広告」と呼ばれる、側面網棚上の紙広告と車端部の中づり広告を廃止し、広告用のデジタルサイネージ化した。
2、ネットワークと繋がることで、天気や気温、時間、位置情報などに応じて、その瞬間、その場所に最適な情報を発信する広告の導入が可能になる。
⇒ざっくり言うと、車内にディスプレーが増えて、楽しい広告がたくさん見られるようになるということ?です。
#デジタルサイネージの強み#
デジタル化することで、どんな良いことがあるのか?
1、紙媒体のように付け替える手間がなくなる。
2、紙の削減になり、会社にも環境に優しい?
⇒相当効率化が進むということですね。
3、デジタル化によって時間、場所に応じた切り替えが可能となる。
4、表現の幅が広がり、これまでにない広告が見られるかも・・・。
⇒広告の形が変わるということですね。
このように、多くのメリットがあり、JRは山手線だけではなく
他の路線でも導入をすすめていくようです。
このデジタルサイネージ化ですが、一番乗客が眼にする
中吊り広告がデジタル化されていないそうで中途半端感を感じます。
やるならいっそのこと、全部デジタルにして紙をなくして
しまえばいいのと思うのですが・・・。
#電車内広告への思い#
自分は、中学時代からの電車通学の習慣で、
今も車内広告はよく見てます。
以前は、週刊誌の広告から芸能人のゴシップについて知ったり、「週間大衆」や「プレイボーイ」のちょっとHな広告文を見て、胸を熱くしたり、公文式の問題を一生懸命解いたり・・・と
車内での数少ない楽しみの一つでした。
好きだったのは、AERAの一行広告で、あの駄洒落を見るのが毎週の楽しみで、AERAの広告を探した覚えがあります。
ちなみに最近の楽しみは、東京メトロで流れる
OLMPUSの宮崎あおいのCM動画です。
彼女を見てると癒されます。
#デジタルサイネージについて思うこと#
少し話はそれましたが、
デジタル化することで、きっとこれまでより多種多様な車内広告が
出てくるのでしょう。それはそれで楽しいかもしれません。
でも、スマホでも見られるような動画をわざわざ見るでしょうか。
スマホを見て「疲れたなあ」と思ったときに
紙の広告があると、なんとなくほっとしませんか?
デジタル化し便利にすることも大事ですが、
全てがデジタル化された車内には少し違和感を感じます。
前時代的といわれそうですが、
電車内でしか読めない活字広告だから価値があるのです。
確かに、見る人は減っているかもしれません。でも、
「中吊り広告は、デジタル化へのアンチテーゼ」であると思います。
ぜひ、週刊大衆の中吊り復活をお願いしたいです。