VOL.37 子どもの勉強のやる気を上げる方法①
#新年のご挨拶#
こんにちは、タバコです。
遅ればせながら、
明けましておめでとうございます。
今年も当ブログ ”心はいつも太平洋ぜよ”を
よろしくお願いします。
最近、更新頻度が落ちているので
少なくとも週2回は更新していきたいと思っています。
#子どものやる気スイッチ#
「子どもが勉強をしない」
「勉強のやる気がなくて困る」
というのは、どの親にとっても悩みの種だと思います。
自分も教師時代は子どもたちのやる気を
簡単に上げる方法はないかとよく考えていました。
「勉強しなさい!」と叱っても
「宿題をやってえらいわね」とおだてても、
「がんばるしかないのよ」となだめても
効果は一時的で長続きしないことがほとんですよね。
そこで、藁にもすがる思いで
「勉強好きな子どもを育てるには」
「東大ママの子育て」といった本を読んで
真似してみるものの当然上手くいくはずはありません。
『子どもはみんな違う』からです。
また、テレビで『やる気スイッチ』のCMを見ては、
夜中に我が子の背中にスイッチがないか本気で探した
経験もあるのではないでしょうか。
でも、あるのは「やる気スイッチ」ではなく
かわいらしい寝顔と寝相の悪さだけ。
「『やる気スイッチ』があれば・・・」と
親なら誰もが一度は願ったはずです。
#やる気を上げるには#
さあ、ここからが本題です。
そんな悩みもお任せ下さい。
どんなに言ってもまったくやる気にならない、
そんな子ども達に『勉強をさせる方法』が実はあるんです。
それも、とっても簡単で誰にでもできる方法が。
(深夜のテレビショッピングだとここで「えー早く知りたーい」
というわざとらしい合いの手が入るところです)
それは、、、
ご褒美をあげるということです。
よく、「勉強するのは当たり前だから
ご褒美をあげるなんてとんでもない。」
という頭の固い方もいますが、
子どもに勉強させるための手段として
実はすごく効果的な方法なんです。
大事なことは
「テストで〇〇点とったらご褒美をあげるよ」
ではなく
「テスト勉強を何時間(または何ページ)したらご褒美をあげるよ」
の方が効果が高いということ。
つまりは、アウトプットに対してではなく
インプットに対してご褒美をあげる方がより効果的です。
先ほど、「やる気スイッチ」について書きましたが
『「スイッチ」がないなら、「スイッチ」を作ってしまえー。』
ということです。つまりは、ご褒美というスイッチで
子どもを動かすと言うわけです。
#教育に科学的根拠を#
とまあ、ここまであたかも自分の手柄のように
書いてきましたが、これ実はある人の受け売りです。
すみません・・・。
その人は、教育経済学者の中室牧子さん。
↓『学力の経済学』という本の著者です。
昨年の暮れの話になりますが、
"教員のための経済学セミナー”というものに参加したときに
聞いた話が先ほどの「ご褒美をあげる」です。
中室さんは、教育を経済学として分析することで
子どもが勉強するようになる仕組みを作ることを
研究している学者さんで、
要は、子どもの「やる気スイッチ」の開発を目指している方です。
講演中90分間マシンガントークを展開し、
早口でひたすら喋り続けていたのが印象的でした。
ご褒美の中身とあげ方など講演会で聞いた内容は、
また次回に書きたいと思います。
どうぞ、今年もよろしくお願いします。