VOL.18 自分だけの味をつくる
#自分だけの”美味しい”をつくる#
以前、当ブログで
AI×食による、究極の味について書きました。
今回は、AIを活用し、自分好みの味を作るという
取り組みについてです。
近い将来、自分にぴったりの「美味しい」を
味わえるようになるかもしれません。
#AI×食で味覚をオーダーメード#
この試みに取り組んでいるのは
ガストログラフAIを開発している
アナリティカル・フレーバー・システムズという会社です。
どのような、取り組みかというと、
1、ユーザーに味わった食べ物についての味わいをアプリを通じて
24の指標で記録してもらう。
2、現在いる地域や年齢、社会経済的なバックグラウンド、喫煙状況、
その製品に関する過去の経験などの情報を記録してもらう 。
3.、1と2のデータをできるだけ沢山のユーザーから集める。
4、集めたデータからガストログラフAIが特定の地域や年齢層に
合った味覚データを導き出す。
→新しい食品開発のために参考データとして活用する。
ということです。
例えば、Aという地域に住む人々の味覚パターンを利用して
Aという地域に好まれる味を開発できるようになるわけです。
更に、これが発展し、
個人の味覚に関するデータから味覚パターンを
導き出せるようになれば、
「一番好きな味を作れるようになる」
ということです。
#これからの”美味しい”#
大量生産、大量消費の時代が終わった現在、
それぞれの消費者に合わせた商品開発を行う企業が増えています。
スーツや洋服、靴などを作る企業が大人気です。
食に関していえば、
これまでは、”みんなが食べて美味しい=美味しい”でしたが
これからは違います。
個人個人に合わせた味の追求が始まり、個人の”美味しい”が
見つかるかもしれません。
自分にぴったりの味って ワクワクしませんか。