VOL.29 試練に立ち向かう父~ぷりきゅあ編②~
こんにちはタバコです。
娘と映画”ぷりきゅあ”を見にいった話の続きです。
前回を読んでいない方はこちら↓をどうぞ。
#上映まで#
映画館に入ると
娘と同年代位の女の子とそのお母さんがほとんど、
ちらほらカップルの姿。
そして数人お父さんの姿も!
”きっと同じような思いで来てるんですね”
”一緒にがんばりましょう!” など
勝手に戦友に会った親近感を感じていました。
そして、いよいよ上映開始。
ところが・・・上映前の宣伝が長い、長い・・・
しかもアニメ映画の予告ばかり。
もう、ここで少しゲッソリでした。
初めての映画館にウキウキだった娘もさすがに
予告に飽きたようで、入場前にもらった
光るおもちゃで遊び始めていました。
周りを見ると同じように明りがいくつか見えたので
飽きていたのは娘だけではなかったようです笑
30分というながーい予告が終わり本編が始まりました。
#上映開始#
もう、なんというか始めから終わりまで
これでもかというくらい
”ぷりきゅあ”感満載 な上に
それを大スクリーンで見るというまさに2重苦状態で
しかも1時間半という長丁場。
娘には申し訳ないが、つらかった・・・。
目の前ずっと
ぷりぷり、きゅあきゅあ、
きらきら、はぎゅはぎゅ・・、
おまけにはーとがいっぱいで、
めまぐるしさに頭の中はぐるぐるでした。
また、今回は子どもが泣いているシーンが多くあり
それを映画館の大音量で聞く不快感は、
耳をふさいで、
やかましいっ!と怒鳴りたくなるレベル。
そもそもキャラクターの声も
必要以上に大きい気がして気になるし、
”ぷりきゅあ”は次から次へと出てくるし、
みんな同じ顔に見えて誰が誰かわからないし。
(もうおじさんになった証拠ですね・・)
結局1ミリも感情移入することなく
映画を見終わったのでした。ちーん。
#映画の感想#
ここからはおじさんの戯言として読んで下さい。
そもそも"オールスターズ”って何だという話です。
〈題名:HUGっと!プリキュア・ふたりは
アニメ会社やおもちゃ会社などが
これまでのファンを取り込もうという、
完全に商業的な狙いがぷんぷんだし、
幼い子どもたちは何もわからないだろう
とりあえず全部出しとけ!みたいな
あくどい感じが伝わってきます。
おかげで
歴代の”ぷりきゅあ”55人(娘に聞いた)が
一人3秒位で入れ替わり立ち代り技を出していく
というなんとも展開の速い慌しい映画になっているのも
納得いかないです。
(こんなです。)
レビューや口コミを見るとまんまと
”歴代のぷりきゅあが見られて感動でした"
”これまでのファンにも是非見て欲しいです”
みたいな感想が並び、してやったり感半端ないし・・・。
誤解しないでくださいね。
別に、おもちゃ会社やアニメ会社に恨みが
あるわけではないんです。が、
もう少し
子どもたちにとっての見やすさとか
わかりやすさとかあっても良いのかな
と思うんですね、父として。
(まあ、今はなんでも速さの時代だからなあ・・・)
ほかにも色々伝えたいことはありますが
おっさんの愚痴大会
みたいになってしまいそうなのでこの辺で。
#最後に#
色々愚痴を書きましたが
今回映画を見て一つだけ感心したことがあります。
それは、
アニメーションの美しさ。
途中からCGのような画になるのですが
文字通りキラキラで本当に美しかったです。
日本のアニメーションのレベルの高さ
を感じました。
だからこそ
”画がきれいだけにもったいない・・・”
とおじさんはまた愚痴ってしまうのでした。
おしまい。